カンクンはアメリカではなくメキシコ・キンタナロー州の都市です。アメリカ主要都市から直行便が多く飛んでおり、冬の寒い時期に暖かいビーチリゾートへ足を延ばせる人気の旅行先のため、近隣国への「番外編」としてご紹介します。
エリアの位置関係
カンクンのホテルゾーンを拠点に、遺跡ツアーへ日帰りで足を延ばすのが定番の楽しみ方です。空港・ホテルゾーン・遺跡群のおおまかな位置関係は下の模式図を参考にしてください。
カンクン国際空港に着いてからのベストプラン
カンクン国際空港(CUN)はアメリカ主要都市から直行便が多数就航しており、シカゴやダラス、ヒューストンなどからは3〜4時間ほどでアクセスできます。到着後、ホテルゾーン(Zona Hotelera)までは空港から車で約20〜30分です。移動手段は主に3つあります。
- 事前予約の送迎サービス:到着後すぐ乗車でき、料金も明確。荷物が多い家族連れに一番おすすめ
- ADOバス:空港からダウンタウン・ホテルゾーン方面へ運行。コストを抑えたい方向け
- タクシー:空港内の正規カウンターで事前に料金を確認してから利用するのが安全(到着ロビー外の客引きは避ける)
到着後すぐにリゾートでゆったり過ごしたい場合は、初日は移動と滞在先チェックインだけにとどめ、翌日から観光やアクティビティを計画するのが無理のない進め方です。
拠点はハイアット・ジーバ・カンクン
今回拠点としておすすめするのが、ホテルゾーンのビーチフロントに位置する「ハイアット・ジーバ・カンクン」です。オールインクルーシブ形式の家族向けリゾートで、宿泊費に食事・飲み物・多くのアクティビティ料金が含まれているため、滞在中の出費を気にせず過ごせるのが魅力です。複数のプール、キッズクラブ、白砂のビーチが目の前に広がり、小さな子供連れの家族から夫婦旅行まで幅広く対応できる設備が整っています。
定番の遺跡ツアー:チチェン・イッツァ
カンクン滞在中にぜひ組み込みたいのが、世界遺産にも登録されているマヤ文明の遺跡「チチェン・イッツァ」への日帰りツアーです。ホテルゾーンから車で約2.5時間の距離にあり、多くのホテルやツアー会社が日帰りバスツアーを催行しています。象徴的なピラミッド「エル・カスティージョ(ククルカン神殿)」は必見で、春分・秋分の頃には階段に蛇の影が浮かび上がる現象でも有名です。移動時間は長めですが、その価値のある壮大な遺跡です。
近場で行けるトゥルム遺跡も選択肢に
移動時間を抑えたい場合は、ホテルゾーンから車で約2時間のトゥルム遺跡がおすすめです。カリブ海を見下ろす崖の上に建つマヤ遺跡で、規模はチチェン・イッツァより小さいものの、遺跡とターコイズブルーの海を同時に楽しめる独特の景観が魅力です。遺跡見学後にすぐ近くのビーチで泳げるのも人気の理由です。
息をのむ絶景ビーチ、プラヤ・デルフィネス
ホテルゾーンの南端にある公共ビーチ「プラヤ・デルフィネス」は、遠浅で真っ白な砂浜とターコイズブルーの海が広がる、カンクンでも屈指の絶景スポットです。高台になっているため見晴らしがよく、有名な「CANCUN」の立体文字オブジェが設置されていることでも知られています。ホテルのプライベートビーチとはまた違った開放感を味わえるので、滞在中に一度は立ち寄ってみる価値があります。
モデルプラン例(4泊5日の場合)
- 1日目:到着、ホテルチェックイン、リゾート内でゆっくり過ごす
- 2日目:プールやビーチでリゾートステイを満喫
- 3日目:チチェン・イッツァまたはトゥルムへ日帰り遺跡ツアー
- 4日目:プラヤ・デルフィネス散策、ホテルゾーン内でショッピング
- 5日目:チェックアウト、帰国
- メキシコ入国にはパスポートが必須。アメリカのビザ・グリーンカードとは別物
- 入国時は税関申告フォーム(FMM)の提示が必要な場合あり。事前にオンライン記入できることも
- 通貨はメキシコペソだが、ホテルゾーンでは米ドルもほぼ問題なく利用可能
- 遺跡ツアーは日差しが強いため、帽子・日焼け止め・水分補給を忘れずに
- タクシーやツアーはホテルやカウンター経由の正規業者を利用するのが安心