アメリカ最大級の帰省・団らんイベント
感謝祭(Thanksgiving)は毎年11月第4木曜日に祝われる祝日で、収穫と1年間の恵みに感謝する伝統行事です。クリスマス以上に「家族で集まって食事をする」ことが重視される、アメリカで最も移動が多い時期のひとつとされています。多くの企業がこの日から週末にかけて休みになるため、駐在員家族にとっても長期休暇の代わりに家族で過ごす貴重な機会になります。
定番の感謝祭ディナー
感謝祭の食卓に欠かせないのが、丸ごと1羽のロースト・ターキー(七面鳥)です。詰め物(スタッフィング)、マッシュポテト、グレイビーソース、クランベリーソース、パンプキンパイなどが定番の付け合わせとして並びます。アメリカ人の同僚や友人から自宅に招かれる駐在員も多く、その場合は手土産としてワインやデザートを一品持参するのが一般的なマナーです。
🦃 招待された時のちょっとしたマナー
- 手ぶらで行かず、ワインやサイドディッシュ、デザートなど一品持参するのが無難
- 食事が始まる前に、各自が「今年感謝していること」を一言述べる家庭もある
- 本格的なフォーマルウェアは不要。きれいめカジュアルで十分
マンハッタンを彩るMacy's Thanksgiving Day Parade
ニューヨークで感謝祭当日の朝に開催される「メイシーズ感謝祭パレード」は、巨大なキャラクターバルーンが街を練り歩く全米中継の名物イベントです。パレード前日にはアッパーウエストサイド周辺でバルーンへのヘリウム注入作業が公開され、間近でバルーンを見られる人気の見学スポットになっています。
翌日はブラックフライデー、その次はサイバーマンデー
感謝祭の翌日(金曜日)は「ブラックフライデー」と呼ばれるアメリカ最大のセール商戦の日です。早朝から開店するお店や、深夜からセールを始めるオンラインストアもあり、1年で最も買い物がお得になるタイミングとして知られています。続く月曜日は「サイバーマンデー」としてオンラインストアのセールがピークを迎えます。人気の実店舗は開店直後から非常に混雑するため、家族連れで行く場合は無理のない範囲で楽しむのがおすすめです。
💡 駐在員が知っておきたいポイント
- 感謝祭当日はほぼ全てのお店・レストランが休業。事前に食材や外食の計画を
- 感謝祭前後の週は空港・高速道路が1年で最も混雑する時期のひとつ。旅行の予定がある場合は早めの予約が必須
- 子供の学校でも感謝祭にちなんだ工作や発表会が行われることが多い
- 七面鳥が手に入りにくい場合は、チキンで代用する家庭も少なくない